今日のcoLinux

いままでの手順をまとめる
こんな私でもできたのだから誰の参考にもならん情報だが自分のために残そう。

coLinuxFedoraインストール手順
 追記6/7:すでに0.6.1がリリースされているため。ちょっと古い内容です。
 手順9の-iオプションは0.6.1では必要ありません。0.6.0でもいらないか。。。
 手順8でTAPを選ぶなら0.6.1ではname="TAP"が不要。

  1. http://colinux.orgよりcoLinux-0.6.0.exeとcolinux_minimal_fedora_core_1.zipをDL
  2. coLinux-0.6.0.exeを実行
  3. \Program Files\coLinuxではなくc:\coLinuxにインストールするように指定
    ->自分の環境ではTAP-Win32がローカルエリア接続2としてネットワーク接続に登録された
    (しかし、TAPは不要と思われるのでインストールしなくてもいい。。。)
  4. DLしたcolinux_minimal_fedora_core_1.zipを解凍
  5. 解凍した中のREADME.txt 1の指示通り、fc1_2GB_root.bz2をc:\coLinuxにコピーしCygwinのbunzip2で解凍
    (別にCigwinじゃなくても適当な解凍ツールで十分だが・・・)
    ->c:\coLinuxにfc1_2GB_rootが2GBの容量で展開される(2Gしかないのが難か。。拡張できるっぽい。。。dd?)
  6. blank_*.bz2のうちの1つをc:\colinuxにコピーし解凍。
    (とりあえずblank_512.bz2にしてみる。これがスワップパーティションになる。下記8でとするので2倍にしてみた)
  7. c:\coLinux\blank_*.bz2をswap_deviceに名前変更(README.txt 2の通り)
  8. colinux_minimal_fedora_core_1.zipを解凍した中のfc1.colinux.xmlをc:\coLinuxにコピーし、以下のページを参考に編集
    ->私の場合、メモリ多めPCなのでmemory sizeとnetworkを編集した。


    追記:10/15
    0.6.2ではネットワーク接続名を指定します。
    現時点では日本語は認識されません。コントロールパネルのネットワーク接続で
    「ローカル エリア接続」から「Local Area Connection」など英字に変えて
    xmlにname="Local Area Connection"と記述します。

    参考ページ
    http://www.geocities.jp/error_storm/index.html
    http://iwa.ath.cx/colinux/

  9. coLinuxを起動(README.txt 4の通り)
    >C:\colinux\colinux-daemon.exe -c C:\colinux\fc1.colinux.xml -i CoLinux
    -cオプションでデフォルトとは別のxmlファイルを指定している
  10. 起動したらデフォルトのコンソールを終了する(そのまま使ってもいいが使いにくい)
  11. colinux-console-nt.exeを実行(README.txt 6の通り)
  12. loginはrootと入力すればOK(デフォルトでrootにはパスワードが設定されていない)
  13. resolv.confの設定
    # vi /etc/resolv.conf
    nameserver xxx.xxx.xxx.xxx
  14. IPアドレスの設定
    /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg.eth0を編集(README.txt 9の通り)
  15. インターフェースの再起動(README.txt 10の通り)
    # ifdown eth0
    # ifup eth0
    これでネットワークが使えるようになる!
    しかしFTPなど必要なパッケージはぜんぜん入っていない。。。
  16. proxy経由でインターネットに接続する環境の場合(追記user:password@はプロキシ認証のためです)
    /etc/apt/apt.confを編集(loadkeys jp106を実行して日本語キー配列にしてからの方がいいかも。。。)
    Acquire {
    Retries "0";
    Http {
    Proxy "http://user:password@proxyserver:port/";
    }
    };
  17. ユーザー名とパスワードを記述した場合は一般ユーザーからでも見えてしまうのでパーミッションを変更しておく
    # chmod 660 apt.conf
  18. apt-getで現在のFedoraを最新の状態にする(README.txt 11の通り)
    # apt-get update
    # apt-get dist-upgrade
  19. 必要なパッケージをインストールする
    # apt-get install パッケージ名
    パッケージ名が分からない場合はググるFedoraが置いてあるFTPサイトのRPMディレクトリを参照する
    FTPやmanを入れたり開発環境入れたり。。。ご自由に。


デフォルトで起動する「Cooperative Linux console」はカーソルが無かったりして使い勝手悪し。
で、その代わりに用意されている「c:\coLinux\colinux-console-nt.exe」を使う方がまだまし。
それでもキーが英語配列だったりしていまひとつ使い勝手が悪いので、我慢してネットワーク設定後、TeraTermSSHで接続するのが一番いいかな。


追記5/7:
Windows(ローカル)のディスクをmountする。

  1. samba-clientパッケージのインストール
    # apt-get install samba-client
  2. マウント
    # mount -t smbfs -o username=Windowsのユーザー名,password=パスワード //Windowsのコンピュータ名/共有フォルダ /mnt
  3. 確認
    # mount
    # ls /mnt

もちろん日本語化ける。。
http://d.hatena.ne.jp/moton/20040507#1083898399


追記5/20:
USBメモリcoLinuxにマウントさせる方法

  1. Windowsコマンドラインからdmdiag.exe -vでUSBメモリの情報を調べる(dmdiag.exeはMSのサイトで調べて)
    ->dmdiag実行結果(抜粋)
    ---------- Drive Letter Usage, Drive Type ----------
    A: = \Device\Floppy0 [Removable]
    C: = \Device\HarddiskVolume2 [Fixed]
    D: = \Device\CdRom0 [CDRom]
    E: = \Device\Harddisk1\DP(1)0-0+4 [Removable]
  2. fc1.colinux.xml(default.colinux.xml)に以下の行を追加
  3. coLinuxを起動し以下のコマンドを実行
    # mkdir /mnt/usb
    # mount -t vfat /dev/cobd3 /mnt/usb
    cobd*とindex="*"は合わせる

ちなみにumount /dev/cobd3を実行しておかないとWindowsでハードウエアの取り出しができなかった。


追加パーティションをマウントする方法
以下を参照すれば簡単にできるので手順文書化は先送り。
coLinuxwikiより
http://gniarf.nerim.net/colinux/fs/
http://gniarf.nerim.net/colinux/fs/notes.txt
ERROR STORM様より
http://www.geocities.jp/error_storm/colinux2.html#2-4