はてなの話?

論理・詭弁のゲームとして楽しむのか、パーティーゲームとして楽しむのか、はっきりさせないと、素でプレイして凹む人が出そう。っていうか出た。まぁそれはいいのだけど、そういう凹んだ人へのフォローがしにくいゲームだなと思った。多くのゲームで大なり小なりそうなのだけど、強弱の差がそのまま人間的なスペックの差の証明につながりかねないヤバさがある。

http://d.hatena.ne.jp/mutronix/20031125#p2より

これははてなの話ではないのですが、知らずに読んだらはてなの話にみえちゃいますね。

人生に必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ?

白百合03年の過去問より。

あめだまが16個あります。3人のおともだちでなかよくわけるとひとりいくつもらえますか?

お受験的正解は、5個。

では、残った1個はどうするのでしょう?お受験的正解では、「先生に返す」というのが常識らしいです。

これを知ったとき少なからぬ衝撃を受けました。確かに、「公正さ」は社会生活を営む上では必須でしょう。しかし、あまった1つをどうするか、ということについて他人に下駄を預けてしまうようなことを教え込むのは明らかに有害だ、とわたしは思うのです。

だって、社会における問題のほとんどはそのあまった1個をどう分けるか、ではないですか?

そうしたところで上手い解決策を見出したこどもが落とされるのだとしたら、お受験というのも了見が狭いものだ、と、その道の素人は思うのでした。

(追記)

id:rain1さんから、こんななかよし解答が!

http://d.hatena.ne.jp/rain1/20031127#p9

ついでですけど、ちょっといいこと思いつきました。この答えだと「4個」になります。
もう一人、お友達を呼ぶのです。
そうすると4人になるので、16個は4個で割り切れます。うん、仲良し。*1

ウィットに富んだ解答で、見つけたとき「上手い!」と思いました。

「あまった一個はマリア様に」、とかだと狙いすぎでしょうか。

はてな憲法の必要性。

ルールがあえてあいまいにしてあるのはもう周知の事実なわけですが、そうなると一番重要なグレーゾーンの話が「水掛け論」にしかならない、という罠。

あいまいにして議論に任せるというはてなのスタンスは尊重します。それゆえ、ルールや規約に無い事態が起こったときに従うべき方向性を示すメタルールをはてなの運営サイドで定めてはいただけないでしょうか?→id:hatenadiary

例えば、はてなの運営者の目的は規約を適用させることではなくてはてなが栄えることでしょう?

あえて空白領域が多いルールにしてあるのですから、そうした空白領域における方向性を示唆するものがないとやりたい放題の無法地帯になってしまうのではないですか?

5つくらいにきれいにまとまっていると、必ず目を通していただくにも無理は生じないでしょうし、水掛け論に終始しがちな不毛な闘争をさけられるのではないでしょうか。

唯一絶対の判断基準は、

  • その行為によりはてなが栄えるか否か。

それよりは劣るものの重要なのは、

  • その行為はほかのユーザーを不快にさせないか。
  • その行為は反社会的なものでないか。

くらいでしょうか。

桜吹雪と印籠はどちらが強いのでしょう?比較不能な価値の迷路ですね。

(追記)

http://d.hatena.ne.jp/smoking186/20031127#1069930559

id:smoking186兄さんのところから「既出」との声が。

こういうのを見るにつけ「コメント求む:キーワードせっかく」には一定の意義はあったのではないかと思うのです。

つまり、かつてどういうことがあったかを後から来た人たちが参考にできる場がある、ということの意義ですね。

このケースではそういう場所はあるのでしょうか・・・(単純な疑問。そのときどんな言葉が交わされ、どんな結論が出たのか。かなり興味深いと思うので、ぜひご教示くださるとうれしく思います。→id:smoking186さん