映画「滾滾紅塵」、三毛

気になったので、張愛玲と胡蘭成を扱った映画のことを調べました。

 「滾滾紅塵」(Red Dust) 厳浩監督、林青霞、秦漢、張曼玉出演
  http://www.joyo.com/shopvcd/bkys204290.asp?uid=szqszzqwlmxgmgugmqgssmgwa&prodid=bkys204290

林青霞に張曼玉が出ているとなると、見てみたいですね。

それから原作となった三毛の小説(三毛全集15)
 http://www.joyo.com/shopbook/bkbk308120.asp?uid=szqszzqwlmxgmgugmqgssmssm&prodid=bkbk308120

三毛の全集について
 http://www.joyo.com/static/sanmao_030325_lll1.asp?source=joyosinamallh
 
三毛の全集、買いたくなりました。代表作の『サハラ物語』は、妹尾佳代訳で筑摩書房から出ているようです。スペイン人のホセとサハラ砂漠で結婚したとのこと。

三毛の紹介(オンライン現代中国作家辞典) http://bluesky.osaka-gaidai.ac.jp/~aono/zjcidian/zuojia3/s/sanmao/sanmao.htm

興味深いので引いておきます。

三毛、女、本名陳平。本籍浙江省定海。1943年3月26日四川重慶生まれ。三歳の時、張楽平作『三毛流浪記』を読み、深い印象が残り、のち三毛をペンネームとする。家族と台湾に引っ越す。台北の中正国民小学校、第一女子中学校に就読し、中二の時に休学をする。独学で外国語と国語を勉強し、ピアノとデッサン、水墨画を習う。七年間に三千冊余りの本を読んだ。一九六三年台湾文化大学の哲学科の聴講生として入学、同時に文壇に足を踏み入れる。処女作『惑』は『現代文学』に発表される。二回生の時マスコミ学科に転科。三回生の時西班牙に渡り、マドリード大学文哲学院で文学を専攻。二年後、西ドイツのゲーテ学院で勉強する。のちアメリカのシカゴ・イリノイ大学で陶芸を専攻。欧米在留期間に旅行ガイド、ファッションモデルをしたり、図書館司書などを歴任。また、東ドイツポーランドユーゴスラビアチェコデンマークなどの国に旅をした。七十年代初台湾に帰り、文化大学、政治工幹部学校にて教鞭を執る。のち再度出国、1973年にスペイン人ホセと西アフリカのサハラ砂漠にて結婚。1974年から大量な自伝体の異国情緒に溢れた作品を発表。1976年、代表作散文集『撒哈拉的故事』を出版、反響をよんだ。西班牙に定住後、アメリカ駐ガーナ領事館の秘書や小学校の英語の先生を歴任。1979年ホセが遭難し、ホセの死が三毛に強い衝撃を与えた。1981年に再び台湾に帰り、文化大学の教授を務める。その間、中国大陸を訪れ、親族訪問をした。1990年三毛の劇本『滾滾紅塵』の映画化完成。1991年1月4日払暁2時に生涯を閉じた。