小型化で低価格機のイメージを払拭、豊富な機能をじっくりと使い込める PowerShot A70(ASCII24)

 PowetShot A シリーズは単3電池駆動の低価格機でしたが、今回のラインナップから様相が変わり「プチ G3」と呼ばれるようになった密かな名機です。そのレビュー。等倍サンプル無し。
 豊富なマニュアル機能を備え、テレコン・ワイコン・マクロと各種コンバージョンレンズをしかも手軽に取り付けられるというポテンシャルの高い機種です。あと電池がよく持つのが特徴。「Canon は電池持たねぇ」というイメージを払拭しました。強いて言えばもっとマクロが強かったら良いのにな、と思います。ここまで性能があれば。
 個人的にはこの機種は露出の勉強の為の教材として割り切り、画素数 200 万の A60 にコンバージョンレンズを一つ買う、というのが良いと思われます。

マニュアル撮影機能を追加した12倍ズーム機「DMC-FZ2」(WPCRENA)

 420mm の焦点距離で通し F2.8 でしかも手ぶれ補正付き、とサラリと言ってしまうと「あぁそうですか」とすんなりうなずいてしまうようなコンパクトデジカメ有史以来最強の望遠レンズを持つ松下製デジカメ・FZ2 のレビュー。等倍サンプル付き。
 性能とかに関しては光学高倍率ズームデジカメ夏の陣でだいたい語っちゃった(今回の記事を加味して更新しましたが)ので特に言う事はありません。ただ個人的には、このカメラのおかげで C-7xx 系だけだった高倍率ズーム機の群雄割拠が始まり、魅力的な機種がたくさん出てきたのは嬉しい事だと思いますね。

「記憶色」から「再現色」へと写真作りが変化、新デザインには賛否ありそう IXY DIGITAL 400(ASCII24)

 再び ASCII24 より。ていうか発売からかなり経ってるよ ASCII24 遅いよ何やってんの。まぁ今一番安心して薦められる 400 万画素機だしのぅ。
 デザインは個人的に IXY DIGITAL の中で一番カッコイイと思ってるのですがどうでしょうか。ただしこの IXY だけは従来機と違って鏡筒部分が金属製ではない為、そこだけがどうしてもショボくみえてしまいます。あとは CF に高速タイプを使わないと書き込みがやや遅いところ。バッファ積んでるので撮影間隔はそれほど長くないですが、体感的には書き込みにかなりの時間がかかっていました。

PowerShot A80 国内正式発表。

 以前お伝えした A80 がいよいよ国内正式発表。折りしも↑で A70 の話書いた直後なのでちょびっとビビりました。1/1.8 型 410 万画素 CCD 搭載、バリアングル液晶モニタ、コンバージョンレンズ対応などイカす仕様はそのまま。

IXY DIGITAL L 発表。

 で。Canon がもう一つ 400 万画素機を発表しちゃったりとか。しかも IXY の新作だったりとか。しかもカラーバリエーションがあったりしたりとか。むっちゃちっちゃかたったりとか。でも単焦点だったりとか。
 1/2.5 型 420 万画素 CCD 搭載。とうとうこの CCD に手を出しちゃいました Canon。でもサンプルを見てみるとそれほど破綻しているようには見えません。これも DIGIC のおかげでしょうか。ただサンプルには遠景が無いので一概には言えませんが。ただ Canon が松下製 CCD を採用したというのは小さなニュースかも(今までずっと SONY 製だったので)。……という事は 300 万画素版を出してくれるかも知れないという事かも。
 レンズは 35mm 換算で 39mm の単焦点レンズ。沈動型で単焦点というと FinePix F402 なんてのもありました。レンズ前 3cm のスーパーマクロも搭載。単焦点レンズなので比較的ゆがみは少ないと思われます。
 また外見もかなり小さくなってます。IXY DIGITAL 30 もかなり小さかったですが、今回は単焦点レンズということもあって U30 と IXY 30 の間くらいの大きさ。また今回はカラーバリエーションが揃ってます。ピアノブラックがかっこよさそう。

Finecam SL300R 発表。

 京セラ R-TUNE プロセッサ採用デジカメ第2弾。しかも回転レンズ。ボディなんかはどう見ても Nikon にケンカ売ってるでしょコレ的デザイン。
 1/2.7 型 300 万画素 CCD 搭載。NuCORE の OEM である事が Finecam S5R のファームウェアのダンプリストを見る事で判明した R-TUNE を搭載。Finecam S5R で無限連写(但し条件付)と高画質を実現した例のプロセッサです。なんつっても連写にバッファが要らないんだからスゴイ。
 シーンモードを備え、P 以外に絞り優先(F2.8 / F7.5 の 2 段切替)を備えています。640x480@30fps での動画撮影機能も搭載。メモリは SD で、日中でも見やすい 1.5 型 11.8 万画素のデイファイン TFT 液晶を備えています。
 そしてボディですが回転レンズとしては現時点で世界最薄の厚さ 15mm。いかに回転レンズとは言えサラリと EX-Z3 や OptioS を越えているところがニクい。ボディカラーも基本 3 色のほかキャンペーンでカラーチェンジも可能。かなりカコイイです。……ごめんよ密かに惚れていた COOLPIX SQ。こっちの方がカコイイよ。