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トリビアのひずみ

・・・なぞなぞを一つ。
 以下の文章には明らかにおかしいところがある。どこか?

唐沢俊一『裏モノ日記』2004.5.17.
http://www.tobunken.com/diary/diary.html

ネット検索していたら引っかかった山本夜羽音氏(漫画家)のサイトで、例のイラ クの人質事件について言及されており、“僕は「ジサクジエーン」とお祭りをやった 連中を土下座しようと許さない”と語られていた。5月13日の記である。
http://d.hatena.ne.jp/johanne/
 それらは“無根拠な中傷を煽った”行為であるからということであるらしい。私は あれが自作自演であるという可能性はまあ、あり得ないだろうと『社会派くん』でも 発言しているが、しかしこれこそ印象批評(そんな大それたことができそうなタマで はあの三人はなさそうだ、という)であり、実際のところ、これが狂言ではないかと いわれた原因の、ビデオに見られるいくつかの不可解なポイントについて、あの三人 はいまだ会見で明らかにしていないままの状況(“イッテ、イッテ”に関しては郡山 氏の説明はかえって疑念を深めるだけだった)なのである。そもそも、たとえこれが まったくの濡れ衣容疑であったとして、なぜ自作自演と発言した者が、疑いをかけた あの三人にならともかく、山本氏の前で土下座をしなければいけないのかという疑問 も当然あるのだが、それは措くとして、自作自演疑惑が聞かれなくなったのはあの三 人への疑いが晴れたからではなく、彼ら三人がマスコミにほとんど露出しなくなった ため、その後の情報が入らなくなったために他ならない。いまだ、多くの人(中には 元・左翼の活動家などもいる)から、あのビデオの疑問点を指摘している声は出続け ているのだ。

 本来ならば、彼ら三人の潔白を信じる者からこそ、この際その自作自演疑惑をきち んと解明し、国民の前でその疑いを晴らすべきだ、という主張が出てしかるべきはず なのに、彼らにシンパシーを持つ人たちのほとんどが、すでにこの件において、触れ ることすら許さない、という風潮を作ってしまっているのは、あの三人のためにもよ くないだろう。それこそ、“ドサクサにまぎれてうまくごまかしてしまったが、絶対 狂言だったに違いない”“調べられるとヤバいから、触れてもいけないという態度をとっているんだ”などという、無言の思いこみを増幅させるだけだと思うのだ。山本氏は、彼らが解放されていない、つまり、まだ情報が否定も肯定もほとんど入っていない状態のうちから、
「あと、これだけは言っておきます。“ジサクジエーン”という主張だけは、俺の前 で披瀝した瞬間にグーパンチが飛ぶので覚悟してブってください」
(4月13日の記)と、相手の発言を暴力で封じるようなことを平然と書き込んでい る。己の信ずる思想信条には、疑念の表明すら許さないという考え方のなんと横暴なことか。こういうことを言う人が、国家権力の非道をいくら指弾したところで説得力を持つはずもない。



 ・・・なぞなぞのこたえ。
 唐沢氏が主張しているのは、「悪魔の証明」である。


▼【トリビア悪魔の証明
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E8%A8%BC%E6%98%8E

出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia) 』
>モノ・行為における存在の有無をめぐって、「ない」ことを証明することは非常に困難である。これを悪魔の証明(羅:Probatio diabolica)という。もともと、西洋中世のカノン法用語らしい。

>「有ることの証明」は証拠を提示すれば一瞬で完了する容易なことだが、その反面、「無いことの証明」は調査範囲が限定されたケースを除き、立証は事実上不可能である (この世の森羅万象を完全に調査しなければならないので)。
ゆえに、公平の見地から立証責任は「ある」と主張する肯定側が負うことになっている(証明できなければ無いものと見なされる)。
>もしそうでなければ、例えば「お前は魔女だ」「お前は殺人犯だ」「この世にドラえもんは実在する」などのように、どんなに無茶苦茶な主張でもそれを好き勝手に言いつのるだけで、否定する側が「無いこと」を証明しなければならないからである。

 ・・・「まだ情報が否定も肯定もほとんど入っていない状態のうちから」人質事件を「ジサクジエーン」と決め付けるのは、単なる「疑念の表明」でごまかせる話ではない。
 そんなことを公言する者は、刑法第230条(風説の流布などによる名誉毀損)に基づく告発、あるいは民事訴訟その他で、それこそ尻の毛の最後の一本まで粛々とひっこ抜かれてもおかしくないのだ。
 それが怖いから、「自作自演」論者は『2ちゃんねる』などに匿名でコソコソと自説を展開したのだし、人質が解放されてからはビビりあがって「自作自演疑惑が聞かれなくなった」のだ。
 唐沢氏は本気でこんな子供じみたロジックが通用すると思っているのだろうか?「人質の自作自演」を本気で信じて告発したいなら、立証責任はそれを主張する者が負うべきだ。「自作自演でないことを証明せよ」というのはまさに「悪魔の証明」、魔女狩りの論理であって、それに思い至らないというのは雑学オタクとしてあまりにヌケてないか。ああいうことを言う人が、いくら博学でございとオタ知識を披露したところで、私は素直にアハハと笑えない。「自作自演」疑惑とやらを論じることで懐疑派を気取れる「旬の季節」はとっくに終わっている。この世の中でツボをはずしたオタクほどみっともないものは(以下大暴言大省略)




▼これに関連する話題についてのページで、私が書いた意見。
http://meganefreaks.dyndns.info/%7Eotiak/taida/archives/000029.html

(略)
「自作自演説」問題は、イラク問題とは実は何の関係もありません。物証なしに行われた風説の流布によって、個人の名誉が、場合によっては生活までもが深刻な被害をこうむる、それを放置していいのか・・・そういう問題です。それをイラク問題や「言論の自由」の問題とごっちゃにされるのは、正直いかがなものかと思います。
(略)
Posted by: 九郎政宗 : 2004年05月27日 02:08

「憲法9条で、アタマ悪い『対テロ戦争』をかしこくサボろう
「愛国心とか夢見てんじゃねーよw
 国家は国民を守らない。君の生活とか老後は特に。」
「日の丸・君が代とか強制してると国が滅びますよ!(@∀@) (例)大日本帝国」