久々に太極拳教室に復帰

本当に久しぶりに太極拳教室に復帰出来た。

出張の前の週から引越し立会いで出られなくて、その後3週間出張、そして次の週が夏休み、その次の週が夏ばてでお休み、となっていたので、合計で6階休んでしまったわけだ。 毎日文化教室の受付で、月謝がもう切れてます、といわれてしまった。 来週18,000円を支払わなくてはならない。

流石に6週間休むと、その間に色々な動作が加わったり、変更されていたりする。 体を捻る運動などが加わっていた。 それでも太極拳本体の動きはある程度体の中に残っていて、今日は比較的巧く動けたように思える。

汗だくになって19時半に終わった。 先生や先輩達は、目に汗が入る、と言っているが、自分は頭〜顔には全然汗をかかない。 胸や背中に汗が染み込んでいるが、実際には手錬れの人たちはもっと汗をかけるように、しっかり動いているのかも知れない。

 プリンセス・プラスティック・シリーズ

東京駅まで更に汗だくで歩いて、駅内の書店に飛び込んだ。 プリンセス・プラスティック・シリーズの中の未読の最後の一冊、「フリー・フライヤー」を買いたかったからだ。(上野駅の書店では、結局、買えなかったし、平塚の書店にはこの巻が無かったのだ)

毎週の習慣として、昨日読めなかった少年チャンピオンをまず読み、大船辺りでフリー・フライヤーに切り替えて読み始めたが、結構調子よく読める。 最初の一冊で非常に良い、と感じたのだが、結局最後まで読むと作者がちょっとテーマに関して消化不良なんじゃないか、と感じてしまう。 現代社会の色々な問題に関して、手を出しすぎ、という観があるのだ。

フリー・フライヤーは、消化試合という感じではあるが、まあ、まだ若い作者だから、これからに期待すべきだろう。

 梶尾真治の「美亜に贈る真珠」

SF短編集で、表紙が大好きな漫画家の水樹和佳子だったので衝動買いしたのだが、調べてみると結構評判の高い作品らしい。 関心空間にも幾つかキーワードがある。

最初の書籍名にもなっている「美亜に贈る真珠」は、正直言うと、さほどピンと来なかった。 佐藤史生の金星樹等で似たようなテーマを扱っていたからかも知れない。 しかし、その他の短編は皆、良く書けていた。 星新一を彷彿させるような、生臭い描写の無い、上品な作風だった。 全く違う作風の本もあるらしいので、今度は機会があったらそちらの方も読んでみたいものだ。